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フッ素ゴム

パーフロン®

詳細

パーフロン®は、弊社で販売している商標登録されたフッ素ゴム製品です。
フッ素ゴムは、耐熱性、耐薬品性があらゆるゴムの中で最高であり、また耐油性、耐溶剤性、耐候性も優秀です。その中でもパーフロン®は、特殊配合技術によってこれらの性質が最高まで発揮されているのが特徴で、その用途によって数種類が用意されています。

 
【パーフロン®C】
~主な性質~

・耐熱:200℃(常用)
・比重:1.87
・硬さ:69(JIS A)
・引っ張り強さ:17.7 MPa
・伸び:350 %
・圧縮永久歪:23 %(175℃、22時間)

~特徴~
・耐酸性、耐水蒸気、耐メタノール、耐油性

~主な用途~
・パッキン 、O-リング、栓、バルブシール材
 

 
【パーフロン®H】
~主な性質~

・耐熱:230℃(常用)
・比重:1.84
・硬さ:71(JIS A)
・引っ張り強さ:11.8 MPa
・伸び:230 %
・圧縮永久歪:15 %(175℃、22時間)

~特徴~
・低セット(シール性良好) 、耐酸性、耐油性

~主な用途~
・パッキン、O-リング 、ダイヤフラム、バルブシール材
 

 
【パーフロン®Z】
~主な性質~

・耐熱:210℃(常用)
・比重:1.60
・硬さ:70(JIS A)
・引っ張り強さ:16.7 MPa
・伸び:300 %
・圧縮永久歪:25 %(175℃、22時間)

~特徴~
・耐熱水性、耐アルカリ性

~主な用途~
・パッキン 、O-リング、ボイラー用パッキン
 

 
 

パーフロン®塗料

詳細

『パーフロン®ペイント』は、フッ素ゴムの特性を最大限に発揮したパーフロン®の塗料版として、コーティング剤、ライニング材、接着剤、シール材、補修材など様々な用途に使用されています。また、フッ素ゴムの特長をそのままに活かしていますので、耐熱性・耐蝕性・耐油性・耐酸性・耐溶剤性などを向上させることができます。

液体フッ素ゴム パーフロン®塗料『パーフロンペイント』

常温硬化型のため、2液(パーフロン®塗料原液と硬化剤)を混合するだけで、一般の塗料と同様に、ハケ、ディッピング、吹き付けなど、現場で容易に塗布できます。また、金属、ゴム、ガラス、コンクリート等にも優れた接着性があり、特別なプライマーを塗る必要がありません。

硬化後は、高温での過酷な酸や、油や溶剤に優れた抵抗性を持ったゴム皮膜を形成し、化学装置やその他の耐蝕に最適です。その他にも、各種の繊維、織物等の材料への含浸塗装材としても広く使用されています。
 

液体フッ素ゴム パーフロン®塗料『パーフロンペイント』

 
 

 
~特徴~
・耐熱、耐寒性が優れている。(-40℃~250℃)
・耐酸、耐油、耐溶剤性が優れている。
・各種の金属、ゴム、ガラスによく接着する。
・塗膜は、常温(または加熱)で、容易に硬化する。
・ガラスクロスや各種の繊維に含浸塗装ができる。
・ゴム弾性体であるため、耐屈曲、耐衝撃性がある。
・耐候性が優れている。
・耐炎性がある。
・可使時間が充分にある。(室温で約半日)
・万一破損しても、補修が容易である。
・だれでも容易に塗布できる。
 

 
~特性~
・外観:パーフロン®塗料原液 黒色(緑・白色も可能)
    パーフロン®塗料硬化剤 無色透明~淡黄色
・比重:約1(25℃)
・粘度:硬化剤添加前 約1300 CP
    硬化剤添加後 約1000 CP
・可使時間:25℃で約10時間、30℃で約6時間
     (硬化剤を添加してからゲル化するまでの時間)
・乾燥時間:20~30分(1回の塗装皮膜が乾燥する時間)
・硬化時間:20℃~25℃で7~10日・100℃で3~4時間
      25℃~30℃で4~7日・150℃で1~2時間
・塗膜の物性:(25℃、7日後)
       引張強さ:120kg/c㎡
       伸び:150%
       100%モジュラス:70kg/c㎡
       かたさ(JIS):84°
 

 
~主な用途~
・煙突、排気ダクト、ファンなどの耐蝕塗装
・タンク、パイプ、バルブ、ポンプなどの耐蝕ライニング
・コンクリート床、壁などの耐蝕塗装
・各種ゴム、プラスチックスへの保護塗装
・エンジン、燃料タンク等のガスケットやパッキンの漏洩部のシール
・ガラスクロスなどの各種クロスへの含浸塗装
・金属、ゴム、プラスチックス、ガラス等の接着剤
・各種の用途での補修用として
 


液体フッ素ゴム パーフロン®塗料『パーフロンペイント』

パーフロン®塗料 よくあるご質問

液体フッ素ゴム パーフロン®塗料『パーフロンペイント』に関して、よくあるご質問を掲載いたしました。
フッ素ゴムの特性を活かし、様々な用途にご使用いただけますので、是非ご参考下さい。
 

 


Q.実際の見た目(質感)はどのようなものですか?

A.ホームセンターで購入可能な一般的な黒色ペンキ(塗料)の様な外見です。粘度もペンキと同じように幾分かどろっとしています。

 


Q.色は何色ありますか?

A.全部で3色あります。通常品の黒色の他に、特注品として緑色と白色があります。

 
Q.硬化後はどのようになりますか?また、弾性はありますか?

A.硬化後はフッ素ゴムの皮膜を形成し、耐屈曲性・耐衝撃性も備えています。イメージとしては、極薄のフッ素ゴムシートを張り付けた状態となります。

 
Q.どのような用途に使えますか?

A.特長を生かし、様々な場所で使われていますが、接着剤、コーティング剤、耐蝕保護材、ライニング材、シール材、補修材用としてお使いいただくケースが多いかと思います。
また、当製品は、自分でフッ素ゴムシートを作るイメージとなりますので、形状に関わらず、ゴムを使用している箇所もしくは使用したい箇所の全てに用いることができます。
詳しくは、上記パーフロン®塗料の詳細をご参考下さい。

 
Q.誰でも簡単に塗布できますか? どうやって塗れば良いですか?

A.はい、どなたでも簡単に塗布することができます。
硬化剤添加後は、徐々に粘度が上がりますが、通常のペンキ(塗料)と同じように塗ることができます。
詳しくは、下記をご参考下さい。

1.被塗装面の処理
被塗装面は、サンドペーパーまたは、サンドブラスト等で研磨し、MEKなどの溶剤で洗って、脱脂して下さい。(酸洗可)

2.硬化剤の添加
原液をよく攪拌した後、原液100部に対して5部(重量比)を添加し、十分に攪拌して下さい。
硬化剤添加後は、徐々に粘度が上がり、25度前後で約10時間、30度前後で約6時間でゲル化しますので、
使用量をその都度調合して、この時間内に塗装を行って下さい。

3.塗装
塗装は刷毛塗り、または吹き付けにて行います。
刷毛塗りの場合、気泡や塗りムラが生じる時は、MEK等で希釈して下さい。
通常、刷毛塗りは、5~6回以上行う事が望まれますが、使用条件によっては、2~3回の塗装でも十分です。
重ね塗りの場合、1回塗布後、20~30分ほど風乾させてから、次の塗装を行って下さい。
作業中、粘度が高くなり、塗布作業が困難になった場合は、溶剤で希釈してご使用下さい。
吹き付け塗装の場合は、塗装液をMEK等で2~3倍に希釈しますが、希釈量は現場の使用条件に合わせて調整して下さい。

4.硬化(加硫)
塗装後、室温で放置すれば硬化が徐々に進み、20~25度で7~10日、25~30度で4~7日で完全な被膜が得られます。
硬化時間を短くしたい場合、または、より強い接着力が必要な場合は、100度で3~4時間、または、150度で1~2時間加熱して下さい。
この場合、塗装後室温で約1日以上放置し、十分に乾燥させてから加熱して下さい。
乾燥が不十分のままで加熱すると、発泡の危険があります。

5.使用上の注意
本剤に使用されている溶剤は、揮発性が高く、硬化剤は水分を嫌いますので、どちらも使用後は早めに密閉して下さい。
また、引火性の強い溶剤を使用していますので、火気には十分にお気を付けください。
有効期限は約6ケ月です。

 
Q.酸や溶剤に対しても使用できますか?

A.はい、フッ素ゴムの性能をそのまま活かしていますので、耐酸性や耐溶剤性にとても優れています。詳しくは、上記パーフロン®塗料の詳細をご参考下さい。

 
Q.塗装したものを簡単にはがすことはできますか?

A.テープのように剥がすことはできませんが、溶剤やカワスキなどで剥がし取ることは可能です。また、剥がさずに重ね塗りをして補修する事も可能です。

 
Q.フッ素ゴムに接着できますか?

A.条件によりますが、接着可能です。また、フッ素ゴムだけでなく、その他のゴム、ステンレス・アルミなどの各種金属、コンクリートなどに対しても接着性があります。詳しくは、上記パーフロン®塗料の詳細をご参考下さい。

その他フッ素ゴム

詳細

現在市販されている代表的なフッ素ゴムでは、フッ化ビニリデン系(FKM)、テトラフルオロエチレン-プロピレン系(FEPM)、テトラフルオロエチレン-パープルオロビニルエーテル系(FFKM)等があります。
パッキン、Oリング、ダイヤフラム弁、チューブ、ロール、シートなどご要望に応じて製作致します。

フッ素ゴム キンヨーボード®

キンヨーボード®

耐熱性フッ素ゴムと耐熱性ナイロンとの組み合わせによる高級熱プレス用緩衝材です。

~特長~
・クッション性に優れ、均一な圧力分布が得られる
・耐熱性に優れ、250℃まで使用可能
・ゴムとナイロンの組合せにより耐久性に優れ、コストダウンが可能
・厚み精度(±0.05mm)に優れる
・ゴム表面は特殊研磨済み
・耐熱性ナイロンにより強度を保持し、必要以上の伸びを止めます

~主な用途~
・液晶用(F-200)
・プリント基板用(S-200、R-250)
 

フッ素ゴム キンヨーボード®

 
【F-200】
・液晶用に適しています。
・厚み2.0mm、巾1,050mm
 
フッ素ゴム キンヨーボード®

 
【S-200】
・プリント基板用に適しています。
・厚み2.0mm、巾1,050mm
 
フッ素ゴム キンヨーボード®

 
【R-250】
・プリント基板用に適しています。
・両面クロスにより、熱板またはSUS板へ密着しません。
・厚み2.5mm、巾1,050mm
 

 
 

フッ素ゴム ゴールドプレン®

ゴールドプレン®

各種合成ゴムの中間に各種の織物を入れて補強したゴムシートです。

~特長~
・ガスや液体漏洩の原因となるピンホールは全くありません
・0.3mmの薄物から1.25mmまたはそれ以上の厚物まで可能
・巾900mm、長さ10mまたはそれ以上の長尺物が可能
・0.5mm以下の厚さ精度は±0.05mm
・1.0mm以上の厚さ精度は±0.10mm
・研磨により±0.02mmの厚さ精度にすることも可能
 

フッ素ゴム ゴールドプレン®

 
 

 
~主な用途~
・自動車工業用ダイヤフラム(燃料ポンプ用、キャブレター用他)
・ガス工業用ダイヤフラム(ガスメーター用、ガス湯沸器用)
・自動制御機器用ダイヤフラム
・空調用ダイヤフラム
・自動車用エンジンカバー
・ベアリングシール用パッキング
・各種蛇腹、ダクト等
・保護衣服(工業用エプロン、宇宙服等)
・ガソリン貯蔵タンク
・亜硫酸ガス等の公害発生ガスのシール材(煙突用シール材)
・電子部品、OA機器部品
・その他、各種パッキング、ガスケット、プレス用クッション材
 

フッ素ゴム ゴールドプレン®

 
 

 
ニトリルゴム(NBR)とナイロンの組み合わせであるNNタイプのものは、耐油の一般的な用途のものであり-40℃~+100℃の温度範囲で使用可能です。
フッ素ゴムと耐熱ナイロンの組み合わせのFXタイプは、NBRでは膨潤の大きいハイアロマの高オクタン価ガソリンその他に触れる所や、-30℃~+240℃の間で使用可能です。

ゴールドプレン®は、各種合成ゴムと各種繊維の組み合わせにより、様々な構成のものが製作可能です。
(左記の物は一般的な標準品となります。)
 

~ご注意~
・図、表の数値は参考値です。
・当サイトの規格は参考例となります。ご要望により多種お受け致します。
・品質改良のため、無断にて仕様を変更する場合がありますのでご了承ください。
・キンヨーボード®、ゴールドプレン®、パーフロン®は株式会社金陽社の登録商標です。